はじめに#
裸眼立体視ディスプレイ「Looking Glass Go」を実際に購入して使ってみました。Looking Glass社の製品は以前から気になっていたのですが、薄型軽量で持ち運びが可能になったと聞き、クラウドファンディングで支援してみました。
日本では、クラウドファンディングサイト「Kibidango」と「GREEN FUNDING」を通して2023年12月5日22:00より予約販売が行われました。
当初、出荷開始は2024年6月が予定されていましたが、手続きの都合で出荷がかなり遅れたようです1。
度重なる配送の遅れは残念でしたが、その間の連絡が不足していたことや、kibidangoでの支援が推奨されていた2にもかかわらず、kibidangoでの支援者よりも先にKickstarterの支援者に届いてしまったことに、一部不満の声が上がっていたようです。
今 @kibidangojp からメールきたけど酷い顛末だね。
— 𝑭𝒂𝒍𝒄𝒐𝒏 | (@makotofalcon) September 2, 2024
不具合が起きた場合の連絡先情報なんて今話す話じゃなくてもっとて事前に話しておくべき話じゃん。なんでこのタイミングで話してるの?仕事したことあるの?
「再配達の送料を負担」も酷いよね。fedexならオールインクルードじゃん。 #lookingglassgo pic.twitter.com/uq7mxoSMK7
とはいえ、私の手元には無事に届きましたので、ひとまず安心しています。
Looking Glass Goを開封#
届いた箱はこんな感じです。開けてみました。
付属品は以下の通りです。
20GbpsのType-C to Cケーブルが付属していました。
本体をチェック#
ボディは、スマホくらいの大きさでフォトスタンド型になっています。ディスプレイの厚みは従来のものと比べて大幅に薄くなり、ボディも軽くなっています。
具体的なスペックは以下の表にまとめました3。
項目 | スペック |
---|---|
重量 | 235g |
素材 | ABS/スチール/ガラス |
視野角 | 58° |
視点数 | 40-100可変多視点式 |
解像度 | 1440px * 2560px |
リフレッシュレート | 60Hz |
アスペクト比 | 9:16 |
電源投入#
電源を入れると、Looking Glass Goにデモ画像がいくつか表示されます。どれも奥行きのある立体感で、思わず見入ってしまいました。
見え方としては、観光地でよく見かける、飛び出すタイプのポストカードに近いです。
画面をマクロレンズで撮影してみました。
iPhoneアプリと連携#
Bluetooth接続して、画像を転送することができるようです。
ペアリングすると、アップデートが始まりました。
モバイルバッテリーで駆動させる#
Looking Glass Goはバッテリーを内蔵していないので、薄型のモバイルバッテリーを購入しました。
U字変換アダプタを使用して、ケーブルを目立たないようにしてみました。
これは、YORIMIYA氏のポストを参考にさせていただきました。
LookingGlassGoの底面にモバイルバッテリー貼り付けて運用するためのU字変換アダプタめっっちゃいいのあった#LookingGlassGo pic.twitter.com/PlkGfQ162q
— YORIMIYA (@jav6868) March 5, 2024
まとめ#
Looking Glass Goはコンパクトで持ち運びやすいので、色々なところに連れて行って自慢したくなります。配送が少し遅れたのは気になりましたが、製品自体には満足です。UnityやBlenderとの連携もできるようなので、後日行ってみようと思います。